8月のパリはバカンスで、働く人や住人が見事に消えて、静かなのんびりモード。
特に8月15日はマリア様昇天の日(フランスは基本、カトリックの国)で祝日ですが
「1年で1番パリが静かな日」とも言われます。
初心者でも自転車で悠々と街中を走れるくらい、車も人もいません。
そんな静かな8月のパリが好き!というパリジャン、パリジェンヌも結構います。
そんなのんびりモードの夏、私はにわかランナーになってランニングにトライ!
パリでランニングするなら、東の端にあるヴァンセンヌの森、西の端にあるブーローニュの森の他
市内あちこちの大きな公園、例えばチュイルリー、リュクサンブール、モンソー、ビュットショモンの他
アンヴァリッド周辺やセーヌ河沿いなど、場所はたくさんあって、年中多くのランナーが走っています。
私がヴァンセンヌを走る時は、グループに入ります。
森というだけに、慣れないと大きすぎて迷うし、時には危険だから。
朝9時前に集合、ヴァンセンヌの森を毎回自由なルートで10kmほど走る。
今年はパリでも40度近い日が続く暑~い夏ですが、さすがに早朝は涼しくて気持ちが良い。
しかも森の中は木陰で、地面も程よく湿った土。
アスファルトとは違い、走っていてと~っても気持ちが良い。
ところどころにある水飲み場で休憩しつつ、1時間ほどかけて走る。
にわかランナーの私にはきつめですが、皆が最後まで一緒に走れるように配慮してくれる優しいグループです。
走ったあとの爽快感につつまれながら、みんなでカフェを飲みつつおしゃべり。
ランナー達はず~っとおしゃべりしながら走る人も多いし、色んな人とのおしゃべりもランニングの大事な目的のようです。