「決心するのは、顕在意識。 実行するのは、潜在意識。」
自分の望むように生きるためには、顕在意識の役割も、潜在意識の役割も、両方ともとても大事です。
それぞれの役割がなぜ大事なのか。まずは顕在意識から。
「決心するのは、顕在意識」とは
「決心して、指令を出すのは、顕在意識」 ということ。
自分が何を望んでいるのか、どこに向かいたいのか、どうありたいのか、誰とどんな人生を送りたいのか。
これを「自分で意識して決める」ということです。
なぜそれが大事なのでしょう？
顕在意識が目標や望みを何も決めないと、潜在意識は過去の習慣や思い込みに基づいて、自動的に動き始めます。これは潜在意識の性質です。
つまり「頼んでもいないのに、過去の経験や思い込みに基づいて、あなたに最適だと思う行動を勝手に選んで実行させる」のです。
例えば、あなたの潜在意識が 「苦労すると成長する」 という思い込みを持っていると
「成長したいなら、苦労しようね！」と、苦労を引き寄せる行動を、あなたに無意識に選ばせます。
だから、あなたが望まないことを潜在意識が勝手に実行しないように、顕在意識でハッキリと指令を出すことが重要なのです。
更にもう1つの理由。
潜在意識は 「過去の思い込みやプログラムに基づいて行動する」 ので、あなたの指令がそれに一致すれば、強力な実行部隊となりあらゆる方法で目標達成を助けてくれますが、
もし、あなたの指令が過去の思い込みと大きくズレていると、「変化する=危険だ」と捉えるため、あなたの指令を止める行動を取ります。
これは「抵抗」と呼ばれ、過去のプログラムと新しい目標が一致しないときに起こるものです。
ですが、そんな場合でも、繰り返し「これが望みだ！」と指令を出し続けることで
潜在意識はその目標を新たなプログラムとして受け入れるようになります。
そして一旦受け入れられれば、潜在意識はものすごく強力な実行部隊となり、あらゆる方法で目標達成を助けてくれます。
だからこそ、顕在意識で 「私は何を望んでいるのか？」 を明確にし、繰り返し潜在意識に伝えることが大切なのです。
顕在意識でしっかり決めて、繰り返し伝えれば、潜在意識は強力なサポーターになってくれます。アファメーションが効果を発揮する仕組みです。
こういうわけで、常に自分の望みを「顕在意識で決めておくこと」が大事なのです。
しかも、量もたくさん。でないと、潜在意識が勝手に動いてしまいます。
その為には、頭の中で考えるだけでなく、定期的に書き留めておくこと。
そうすることで実現率も上がります。
お気に入りのノートを見つけると、書くのが楽しみになりそうですね。
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